富士見養蜂園では、プロポリス残渣を配合した線香の製造について、このたび実用新案の登録が完了しました(登録第3248528号)。
従来、プロポリスに含まれる有効成分をエタノールで抽出した後の残渣はほとんどが廃棄されており、環境に負荷を与えることが懸念されていました。
そこで、当社ではプロポリス残渣を有効に活用する方法を模索したところ、さまざまな香気成分や繊維質のセルロースを含む特性から、線香の香原料としての活用に着目しました。
実際に、プロポリス残渣を配合した線香は甘く心地よい香りを示し、なおかつ立ち消え(線香の火が途中で消えること)しにくいことも分かっています。
今後は、プロポリス残渣を活用した線香のOEM供給も開始する予定です。
富士見養蜂園では、こうした取り組みを通してSDGsへの貢献にも力を入れてまいります。