弊社の強み
1 富士見養蜂園の独自技術
技術①「超臨界抽出製法」
超臨界抽出製法とは、化学溶媒を一切使用せず、空気中の自然成分(炭酸ガス)に超臨界圧力を加えることでプロポリス原塊に含まれる有用成分を抽出する方法です。
当社では1991 年にこの技術の特許を取得し、他にはない「超臨界抽出プロポリス」を製造してきました。(現在は特許権終了、製造は継続)
公開番号: 特開平5-59391
発明名称: 精製プロポリス及び精製プロポリス成分含有O/W型乳化物の製造法
要約: 本発明は淡色で芳香を有し、有効成分含量の多いプロポリス抽出物を抽出、分離することを目的とする。粉砕された粗製プロポリスに超臨界状態の二酸化炭素を接触させプロポリスを抽出、分離することを特徴とし、特に、抽出圧力が80~500kg/c㎡、抽出温度35~90°C、分離圧力が50~100kg/c㎡、分離温度35~90°Cで精製プロポリスの抽出、分離をおこなう。

超臨界抽出プロポリス
特長
●常温付近の温度で抽出されるので、熱変性の少ない成分が得られる
●酸化・劣化がなく、鮮やかな淡黄色と特有の芳香を有する
●溶剤が残留する恐れがないので、安全性の高い製品が得られる
●高い機能性を持ったテルペノイド類がそのまま多く抽出される

環状オリゴ糖で包接化

超臨界抽出プロポリス包接体
特長
●超臨界抽出プロポリスの環状オリゴ糖包接体は、グリーンプロポリスに含まれるアルテピリンCの溶解度を向上させる効果があるので、体内での吸収性を向上させることが期待される。(産総研、シクロケム、富士見養蜂園の共同研究)


技術②「超高圧ホールフーズ製法」
超高圧製法は、2000気圧以上の超高圧でプロポリスを処理し、微粒子化する製法です。
一般的な抽出法とは異なり、原料の持つ成分全体がそのまま製品に含まれることになります。
有機プロポリス原塊
特長
●プロポリスの有用成分がもっとも濃厚な状態
●ブラジルの有機認証機関IBDに認証された、オーガニック養蜂場(ミナス・ジェライス州)から採取された、最高ランクのプロポリス



外部機関認証済みの有機プロポリス原塊を使用
当社が使用する有機プロポリスは、次のような厳格な基準をクリアしたものです。
<有機認証基準(一部)>
・巣箱は通常農法の管理農地から3km 以上はなれていなければならない。
・少なくとも過去3 年間は、禁止物質が使用されていない場所であること。
・ミツバチは、自然の花粉、蜜及び良質の水に容易にアクセスでき、栄養要求を満たすのに十分であること。
・生産者の所有地の植林や環境整備が行き届いていること。等

超高圧処理装置
特長
●2000気圧以上の超高圧で、プロポリス原料を押しつぶし、微粒子化する特許取得装置
●プロポリス原塊と水を同時に超高圧で圧縮処理し、出来たペーストを凍結乾燥する



超高圧オーガニックプロポリス FD末
特長
●添加物を一切使用せず、自然のままの成分を保持。
●フリーズドライにより成分が壊れにくく、長期保存も可能
●オーガニック原料使用・高圧殺菌処理で安心
2 原材料の加工から製造販売まで一気通貫
品質とお客様のニーズに全方位で対応できる
プロポリスの原料調達から加工まで自社でコントロールしており、提携会社との連携で品質の高い原料を安定的に供給することが可能です。
お客様のご希望や用途により、さまざまな形状の原料をラインアップしています。

3 社長が選び抜いた素材のみ使用
ブラジル・ミナスジェライス州産の良質プロポリス原塊のみ使用
プロポリスの一大産地であるブラジル・ミナスジェライス州。
当社では、現地の生産者と長年にわたるネットワークを構築し、
現地の養蜂場を定期的に訪問することで品質・安全性を担保しています。
また「自然との共生」をモットーに、自然環境に配慮したサステナブルな原料供給を目指しています。


ブラジル・ミナスジェライス州の生産者をはじめ、日本や中国など世界各国の学術機関や養蜂企業とのネットワークを構築。
高品質なプロポリスをグローバルに展開しています。
研究者に認められた高い技術
宮髙透喜薬学博士による学術論文で当社のプロポリスが紹介されました。
当社のプロポリスを用いた研究論文(エタノール抽出プロポリス、超臨界抽出プロポリス)
Post-initiation effects of a super critical extract of propolis in a rat two-stage carcinogenesis model in female F344 rats.
Naoya Kimoto, Masao Hirose, Mayumi Kawabe, Toshio Satoh, Hideki Miyataka, Tomoyuki Shirai
Cancer Letters 147, 221-227, 1999.
Evaluation of propolis. I. Evaluation of Brazilian and Chinese propolis by enzymatic and physico-chemical methods.
Miyataka H, Nishiki M, Matsumoto H, Fujimoto T, Matsuka M, Satoh T.
Biol Pharm Bull. 20(5),496-501 1997
Evaluation of propolis (II): effects of Brazilian and Chinese propolis on histamine release from rat peritoneal mast cells
induced by compound 48/80 and concanavalin A.
Miyataka H, Nishiki M, Matsumoto H, Fujimoto T, Matsuka M, Isobe A, Satoh T.
Biol Pharm Bull. 21(7):723-729 1998
ACADEMIC学術顧問
宮髙透喜 Hideki MIYATAKA
薬剤師
博士(薬学)
経歴
昭和51年4月 徳島文理大学薬学部入学
昭和53年5月 薬品製造学教室(佐藤利夫研究室)所属
昭和55年3月 徳島文理大学薬学部衛生薬学科卒業
昭和55年4月 徳島文理大学大学院薬学研究科修士課程入学
昭和57年3月 同 修了
修士論文「アスコルビン酸誘導体に関する研究」
昭和57年4月 徳島文理大学薬学部 薬品製造化学教室 勤務
平成12年9月 薬学博士授与
博士論文「プロポリスの品質評価とその生理活性に関する研究」
令和4年3月 徳島文理大学 定年退職
令和5年6月 製薬会社勤務(GMP:医薬品製造管理者)
社会貢献活動 徳島県薬剤師会 公認スポーツファーマシストプロジェクトチーム

企画開発顧問
橋本 雅男 Masao Hashimoto
経歴
1978年3月 青山学院大学大学院理工学研究科修了 考案した方法による実験データを採用した論文がNature 268,74-76(1977)に掲載
1978年4月 ゼリア新薬工業株式会社に入社 医薬品製剤技術を担当し、点眼剤の成分安定化、顆粒剤の外観安定化、 注射剤成分の分解機構解明、ドリンク剤の試作、その他種々のクレーム等に 対する原因解明および対策等に従事
2001年4月 ゼリアヘルスウエイ株式会社に転籍 大手化粧品会社、通販会社等に健康食品のドリンク剤、顆粒剤、錠剤、 カプセル剤等を企画開発し、300品目以上を上市
2022年7月 株式会社富士見養蜂園の顧問に就任
取得特許
・特許第3404235号 「抗肥満剤」
・特許第5782092号 「Tie2活性化剤」
・特許第6147322号 「サーチュイン1活性化剤」
社外役職
日本健康栄養食品協会 理事 (2009〜2022)
全国ローヤルゼリー公正取引協議会 理事 (2008〜現在)
